きものクリニック

数十年前のシミ、ワインや醤油のシミなども着物を傷めないようにきれいにします。
しみぬきの品質は、店舗によって大きな差が出ます。
林屋の着物クリーニングでは、正しい知識と経験を有する国家資格保有者が丁寧にしみぬきいたします。

こだわりぬいた「洗浄溶剤」と「洗浄機」によって、チリ、ホコリなどを洗い流します。仕上げや予洗いといった人の手による工程も、経験豊富な職人が対応。
お客さまの大切な着物を安全で清潔に洗浄いたします。

着物を一度、解いてから洗う工程を「洗い張り」といいます。再度仕立て直す必要があるため、比較的高価になりますが、着物の状態によって非常に美しく蘇らせることもできます。

プラチナガードは特殊な専用液で生地表面を覆うことで、大切な着物をシミや汚れから守るコーティングの名称です。通気性を損なうことなく雨や飲料などの水系汚れをはじく他、万一汚れがついた際もしみぬきがしやすくなる効果がありますので、普段のお手入れが断然楽になります。

古い着物の地色を替えたり、柄とのコントラストを変更することで、現在のトレンドにも適した「美しく着られる着物」に蘇らせることができます。洗い張りして反物に戻した後に染め替えを行い、仕立て直します。寸法が合っていない場合は適切な寸法に直すこともできます。

複数のクリーニング店で断られた汚れでしたが、林屋さんが「やってみます」と快く引き受けてくださり、あきらめていた汚れが目立たなくなりました。

前身頃の金駒刺繍の綴じ糸が切れてしまったのですが、新しい綴じ糸に換えて修理してもらえました。小さな穴もかけつぎで元通りになり、大変満足しています。

白い着物にシミがたくさんついていたのですが母の形見であきらめきれず、林屋さんに相談しました。「柄をふせて、染め替えをしましょう」と提案していただき、思い出の着物に再び袖を通すことができました。

私が成人式で着た振袖を娘にも着せたいとクリーニングの相談をしました。表面はほぼシミなどが確認できないくらいに目立たなくなり、寸法直しもしていただき、無事娘の成人式に着せることができました。