着物コラム

動画で誰でもわかる◎着物を自分で着付けする方法を詳しく解説

着物の着付け

着物は日本の伝統的な衣服です。
発祥は縄文時代。
大陸文化を取り入れたり日本の気候に合わせたりしながら、平安時代には現代のような形の着物になったといわれています。

そんな日本の伝統と文化を感じる着物を、自分で着付けできたら素敵だと思いませんか?
やり方を知ってコツを掴むだけで、いつでも自分で着付けができるようになりますよ。

今回は、動画とともに着物を自分で着付けする方法をご紹介します。
着物をより身近に感じましょう!

着物を着付けする方法とは?

着物を着付けする方法は2つあります。

・自分で着物を着付けする
・着物店で着付けしてもらう

それぞれの特長をチェックしてみましょう。

自分で着物を着付けする

着物は着付けしてもらうイメージが強いかもしれませんが、自分で着付けすることもできます。
自分で着物を着付けする魅力は、自分好みの着方ができるところ。
言葉では伝えることが難しい締め具合も、自分で自由に調節することが可能です。

背筋を伸ばしたい場面ではしっかりと、窮屈になりたくない場面ではゆったりとなど、体と相談しながら着ることができるでしょう。
また、トイレに行ったり起居動作を繰り返したりすると、着崩れてしまうことも。
着崩れを素早く直せるところも魅力といえます。

着物店で着付けしてもらう

着物店で着付けしてもらう魅力は、仕上がりが綺麗なところでしょう。
プロの手によって着付けしてもらうことで、身長や体型に関係なく美しい着物姿が叶います。
「初めて着物を着る」「着方が合っているかわからない」などという不安も必要ありません。

着物専門店の林屋では、購入者様への特典として着付けをいつでも無料サービスしております。
思い立ったときに着物を楽しむことができますよ。
また、振袖の購入特典として着付け教室を48回分プレゼント。
成人式をきっかけに、林屋で着付けを習い始める人も多いです。

着物の着付けの前に。注意したいこととは

着物の着付けに必要な小物

着物はとてもデリケートなものといわれています。
着付けをするときだけでなく、準備から丁寧に扱いましょう。
着物を扱うときに注意したい3つのことをご紹介します。

手を清潔にしてから触る

手には、目に見えない汚れや脂が付着しています。
そのまま着物に触れてしまうと、生地を傷める原因になってしまうのです。
お気に入りの着物を大切に着続けるために、石鹸を使って手を洗いましょう。

また、濡れたままの手で着物に触れることもNGです。
水分が付着すると、シミやカビの原因になってしまいます。
手の水分をしっかりと拭き取ることも忘れないでくださいね。

前日までに着物を出しておく

着物を大切にタンスで保管していたというときには、前日までにタンスから出しておいてください。
着物に防虫剤のニオイやたたみジワがついているかもしれません。

着物をハンガーに掛けて数時間陰干しすることで、着物の状態を整えることができます。
2〜3時間風を通すと、ニオイも抜けてシワも伸びるでしょう。
残ったシワは、あて布をしてから低温のアイロンをかけてくださいね。
アイロンは着物の裏から、箔にあてないよう気をつけましょう。

着付けに必要な小物類も出しておくと当日に慌てません。

敷物を使う

畳やカーペットには、ほこりや糸くずが落ちていることもあります。
着物が汚れてしまうことを防ぐために、敷物の上で着付けしましょう。
衣装敷と呼ばれる和紙のシートがおすすめです。

衣装敷は着物を着るときやたたむときに使う専用のもの。
畳一畳分ほどの大きさがあります。着物専門店や通販で購入が可能です。
着るときまでに用意が難しいときには、風呂敷などで代用することもできますよ。

着付け教室がご紹介!自分で着物を着付けする方法

動画を見ながら自分で着物を着付けしてみましょう。
着物専門店の林屋では、京都嵯峨野和装学院による着付け教室を開催しています。

京都嵯峨野和装学院の着付けは前結びが特長。
帯を自分の前側で結ぶことで、簡単に自分で着物を着られるようになるのです。
より着物を気軽に楽しめるようになるでしょう。

京都嵯峨野和装学院

自分で着物を着付けする方法

はじめに、着物を肩幅に広げて片手で持ちましょう。
そのまま着物を背中にまわし、羽織るように着てください。
長襦袢のたもとを持って、両袖を通します。

背中心を自分の背中の真ん中に合わせてから両袖を揃えましょう。
掛衿と掛衿を体の中心で持ち、一度下に引き下げてから引き上げて、長襦袢と着物の衿を揃えます。
衿に沿って両手を下げ、それぞれの衿の先を上に持ち上げてください。
着丈は床すれすれに、上前は足の甲にかかるくらいであることを確認しましょう。

前幅は腰骨より少しまわり気味にし、余っている分を下前に引きます。
上前を払いながら脇に挟み、下前を入れ替えてください。
お腹のシワは上に寄せて整えます。

脇線が右側の足袋の縫い目あたりにあることを確認し、上前を重ねましょう。
シワを脇に寄せながら、ウエストベルトもしくは腰ひもを留めます。
もう一度着丈を確認し、崩れた場合には整えてください。

掛衿と掛衿が体の中心で合っているか確認し、上前と下前を大きく合わせます。
左右同じ高さになるようコーリンベルトを挟みましょう。
長襦袢の衿の出し加減を左右で揃え、背中のシワを衿先と脇にしまいます。

伊達締めをあて、結び目をなかに入れると完成です。

着物が着崩れしたときの対処法

長時間着物を着ていると、着崩れしてしまうことがあります。
いざというときに備えて、着崩れの対処法について知っておきましょう。

衿もとのゆるみ

着物の後ろ衿を衣紋(えもん)と呼びます。
衣紋のぬけが詰まると、前衿がたるんで衿もとがゆるんでしまうのです。

衿もとがゆるんだときには、背縫いを下に引っ張りましょう。
着物の裾を持ち上げて、長襦袢の後ろ身頃を掴みます。
背縫いをガイドラインにし、そのまま下に引っ張ると衿もとのゆるみが直りますよ。

腰のたるみ

着物で立ちっぱなし、座りっぱなしという状況は稀かもしれません。
立ったり座ったりすることを繰り返すと、少しずつ腰がたるんでしまいます。
そのままにしてしまうと、後ろ姿が不格好に。

背中側のおはしょりをめくって、たるんだ部分を引き上げましょう。
引き上げると腰にシワができるかもしれません。
シワは左右に寄せることで綺麗になります。
たるみを直したらおはしょりも整えてくださいね。

おはしょりのたるみ・シワ

体を左右にひねる動作を繰り返すと、おはしょりにたるみやシワができてしまいます。
帯の下側から手を入れて、そのまま横にたるみやシワを左脇に寄せましょう。
余った部分は後ろ身頃に倒すとお直し完了です。

裾が落ちた

腰ひもの締めが甘かったり、上前の裾を踏んだりしてしまうと裾が落ちてしまうことも。
裾を直して、正面からの着物姿を美しく整えましょう。

右手でおはしょりの下から上前の衿先を持ちます。
落ちた分を腰ひものなかに入れ込んで、裾線を揃えてください。
最後におはしょりを整えましょう。

まとめ

着物を自分で着付けする方法についてご紹介しました。

創業86周年を迎えた着物専門店の林屋では、着物購入者様だけにさまざまな特典をご用意しています。

・何度でも着付けの無料サービス
・シミ抜き、汚れ落としなど何度でも無料サービス
・記念写真特別割引サービス
・着付け前後の点検サービス
・タンス整理の無料サービス
・前結び着付け教室48回分レッスン無料
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