
着物を着るときに、洗いざらしの髪の毛では手抜き感が出てしまいます。
かといって毎回プロにヘアセットを頼むと、時間的・金銭的に負担に感じてしまうこともあるでしょう。
着物を着る機会が増えてきた、着物を着る予定が決まっているというときには、セルフヘアセットがおすすめです。
自分で着物向けの髪型がセットできるようになると、急に着物を着ることになっても慌てません。
今回は、自分でできる着物向けの髪型のやり方を7種類ご紹介します。
着物を着るときの髪型のマナーをチェック
はじめに、着物を着るときの髪型のマナーをしっかりと押さえておきましょう。
プロに頼む場合、着物やTPOに合わせた髪型を提案してくれるでしょう。
自分でヘアセットをする場合には、髪型選びも自分次第。
自由な反面、マナーが問われるのです。マナーを押さえておくことで、好印象な髪型が叶います。
髪の毛が長い人はアップヘアがベター
髪の毛の毛先が肩を超えるのなら、アップヘアを選ぶと失敗しません。
すっきりとまとめることで清潔感が生まれるだけでなく、衿元も美しく見せることができます。
ダウンスタイルはNGというわけではありませんが、着物とのバランスが難しいです。
野暮ったく見えたり手抜きに見えたりしないよう、アップヘアを選ぶと無難といえます。
髪飾りはバランスとTPOを考える
着物姿にアクセントを加えたいときに、髪飾りが活躍してくれます。
ですが、どんなシーンでも好みの髪飾りを選んで良いというわけではありません。
髪飾りにも、それぞれ適したシーンがあるといわれています。
一般的な髪飾りのTPOは以下の通りです。
・結婚式(ゲストとしてお呼ばれ):揺れのないつまみ細工やべっ甲のかんざしなど
・子どもの行事(親として参列):小さめのパールや花など
・法事やお葬式:髪飾りは必要ない
整髪料は使いすぎに注意する
ヘアセットを崩れずに保つためには、整髪料の使用が欠かせません。
ですが、使いすぎてしまうと着物が汚れてしまう可能性があります。
整髪料はできるだけ少量に留めましょう。
着物を着る前にヘアセットを完成させておくことで、汚れの防止にもなります。
難しい・自信がないときはプロにお願いする
自分でのヘアセットに難しさを感じることもあるでしょう。
綺麗にセットできているか不安、なかなか上手に仕上がらないというときには、プロにお願いすることも大切です。
着物好きさんのなかには、カジュアルなお出かけは自分でヘアセット、大切なお呼ばれにはプロのヘアセットと使い分けている人も多いです。
自分で着物向けの髪型をセットするときに用意したいアイテムとは
着物に合わせて自分で髪型をセットするときには、いくつかのアイテムを用意しておくとスムーズです。
さまざまな髪型で必要になる、最低限のアイテムをご紹介します。
コテ

あらかじめ髪の毛をコテで巻いておくと、アップにするときにまとめやすくなります。
トップに動きも加えられ、ふんわり感も出しやすくなるでしょう。
30mm前後の太さがおすすめです。
コテを持っていないという人は、ヘアアイロンでも代用することができます。
くし

髪の毛のまとめ残しがないよう、くしも必要です。
髪の毛が長い人や絡まりやすい人は、ブラシタイプとリングコームタイプの2種類を用意しましょう。
髪の毛が短い人はリングコームタイプのものだけでも十分です。
ブラシタイプ・リングコームタイプ、どちらも100円ショップで購入することができます。
毛たぼ
髪の毛をまとめたときにしっかりとボリュームを出したい人は、毛たぼも用意すると便利です。
毛たぼは、梳き毛と呼ばれることもあります。
通販サイトでの取り扱いが主流ですが、大型店舗のドラッグストアや100円ショップでも取り扱っている場合があるそうです。
10〜15g程度用意しておくとちょうど良いでしょう。
髪の毛の色と合わせたカラーを選ぶと仕上がりの馴染みも良いです。
ヘアピン・Uピン

ヘアピン・Uピンも欠かせません。
玉有り・無しを問わず、波型のアメリカピンが使いやすいといわれています。
Uピンは大きさによってオニピンやネジピンと呼ばれることもあるヘアピンです。
髪型や髪の毛の量によって使う本数が異なるため、ヘアピンは10本以上、Uピンは大小それぞれ5本以上用意しておくと便利でしょう。
どちらも100円ショップで購入が可能です。
ヘアゴム

アップヘアは、基本的にヘアゴムが必要です。
髪の毛の色に合わせたカラーのヘアゴムを数本用意しましょう。
シリコンゴムでも問題ありません。
ダッカールピン

ダッカールピンは、ブロッキングした毛束を留めておくときに使うアイテムです。
ヘアゴムなどでも代用することができますが、下地として髪の毛を巻いているとウェーブが取れてしまう可能性があります。
髪の毛に跡がついてしまうこともあるため、ピンタイプで留めておく方法がおすすめです。
整髪料

整髪料は、セットした髪の毛を長時間キープするために使います。
ソフトタイプとハードタイプがあり、ハードタイプの方がキープ力が強いです。
自分でできる◎着物向けの髪型をご紹介
自分でできる、簡単な着物向けの髪型を7種類ご紹介します。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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ねじりあげの流れが美しい髪型

髪の毛全体をねじりあげてまとめた髪型です。
夜会巻きとも呼ばれます。
下地としてウェーブを加えることでふんわり感が生まれ、おしゃれ見えもばっちりです。
髪の毛を後ろで一つにまとめ、そのまま時計回りにねじり上げましょう。
毛先を内側に入れ込んでから、夜会巻き用のコームを差し込んで固定すると完成です。
夜会巻きに慣れた人は、二本足のかんざしでも簡単にまとめられるそうです。
エアリー感にこだわったお団子まとめ髪

トップの表面に筋を入れ、エアリーにまとめた髪型です。
筋の立体感がふんわりとした印象をアップしてくれます。
お団子を作りたい位置で髪の毛全体をまとめましょう。
まとめた毛束の毛先まで三つ編みをしてゴムで結びます。
毛先から頭に向かって巻き、ピンで固定すると完成です。
より立体感を出したいときには、三つ編みの前にくるりんぱを加えることもおすすめです。
ねじり×シニヨンで王道な髪型

王道のシニヨンとサイドのねじりがキレイめな髪型です。
TPOを選ばない万能な髪型といえます。
両サイドの髪の毛を残し、一つにまとめましょう。
別のヘアゴムで毛先を結びます。
毛束を根元側のヘアゴムに入れ込むとシニヨンの完成です。
つぎに、両サイドの髪の毛をそれぞれ三つ編みにします。
シニヨンの上で左右を交差させ、ヘアピンで留めましょう。
三つ編みを崩して立体感を加えると完成です。
太めの編み込みですっきり見えする髪型

左右から髪の毛を編み込むだけで完成する髪型です。
編み込みさえできれば簡単にキレイに仕上げることができます。
髪の毛を2段に分け、左右それぞれ編み込みましょう。
毛先は丸めてゴムで結びます。
編み込みを生え際に添わせ、長い毛先は内側に折り込んでピンで留めてください。
4本の編み込みをそれぞれピンで留め、毛先から少しずつ崩して立体感を加えると完成です。
髪の毛長めさんにおすすめのふんわりアップヘア

シニヨンにアレンジを加えてよりふんわり感を際立たせた髪型です。
三つ編みの代わりにねじりを加えてまとめます。
トップにウェーブを加え、全体を一つにまとめましょう。
まとめた髪の毛を3つに分け、1束ずつねじってからゴムに巻き付けてピンで留めます。
3つすべてを巻き付けてピンで留めると完成です。
髪の毛が長い人ほど、ボリューミーに仕上がります。
髪飾りがよく合う後ろ姿美人なギブソンタック

頭の形をキレイに丸く見せてくれる髪型です。
髪飾りがアクセントになり、華やかに見せたいときにもぴったりといえます。
髪の毛を2つに分け、それぞれまとめましょう。
左右それぞれをねじりながら反対に持っていき、ピンで留めます。
表面の髪の毛を引き出し、髪飾りをつけると完成です。
シンプルな和髪でTPOを選ばない髪型

ストレートを活かしたシンプルな和髪が好印象な髪型です。
簡単かつTPOを選ばないため、初めてのヘアアレンジにもおすすめです。
髪の毛全体を一つにまとめます。
1/3程度の毛束を取り、ねじりながらゴムに巻き付けてピンで留めましょう。
残りの毛束を内側に丸め、広げて形を整えながらピンで留めます。
ゴムに巻き付けた毛束を崩し、全体のバランスを整えると完成です。
まとめ
自分でできる簡単な着物向けの髪型についてご紹介しました。
着物専門店の林屋では、着物を購入されたお客様向けに特典をご用意しています。
なかでも、きものパーティーへのご優待が人気です。
着物でのお出かけが増えることで、セルフヘアアレンジのバリエーションも広がるでしょう。
林屋へのご来店の際には、Webからの来店予約がおすすめです。
岡山県倉敷市・香川県丸亀市の方は、ぜひご予約の上ご来店ください。