林屋の着物クリーニングは、提携先のやま忠が培ってきた「職人の技術」に加え、先進の「高機能性液体(洗浄溶剤)」「高性能洗浄機」の導入により着物へのダメージを抑え、より美しく仕上がるハイクオリティを実現。
更に、水や汚れをはじく「ガード加工」でご家庭での管理がしやすくなるなど、お客さまと着物の「その後」も考慮したプラチナガード加工をご提供いたします。
始まりは一本の電話から
林屋の着物クリーニングは今からおよそ30年前、当時の社長のもとにかかってきたお客さまからの一本の電話から本格的に始まりました。電話口の女性は岡山県に他県から嫁いでいらっしゃった方でした。「地元で購入した着物をクリーニングしたい」と思い、呉服屋やクリーニング店を電話帳の上から順に電話をかけていましたが、「は行」の林屋に行きつくまで断られ続けていたのです。
当時から林屋では他店の着物であっても受け入れていたのですが、このお客さまが体験した「辛さ」と綺麗になった着物をお返しした際に喜んでいただいた様子を見て、より一層、「着物クリーニング」の門戸を広げ、さらに多くの方に「大切な着物をいつもきれいな状態で、気持ちよくご愛用いただきたい」という想いが林屋に根付いたのだと思います。
どこで買った着物かわからなくても、譲り受けた着物であっても、その着物をお客さまが求めるカタチ以上の状態で蘇らせることは、着物文化を継承するとても重要な役割です。
だからこそ、林屋の着物クリーニングはしっかりとしたヒアリングを通じてお客さまとその着物ならではの「カルテ」をつくり、最良のお直しをご提案させていただく「きものクリニック」として、サービスをご提供しております。