着物コラム

同窓会で着物を着るなら?選び方や所作など、気になるポイントをすべて解説

着物で同窓会

古い友人に会える同窓会やクラス会は、楽しみな気持ちがありつつも装いが気になるところ。
「せっかくなら着物を着たい」と考えても、どんな着物を選ぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう。
着物は、TPOに合わせた着こなしが求められます。

今回は、同窓会・クラス会にふさわしい着物についてご紹介します。
選び方や所作を押さえて、美しい着物姿で同窓会・クラス会を楽しみましょう。
同窓会・クラス会で着物を着たいと考えている人は、参考にしてみてくださいね。

同窓会やクラス会にふさわしい着物とは

同窓会・クラス会は、同じ名前でも会場や規模によってTPOが異なります。
会場ごとにふさわしい着物の目安は以下の通りです。

・ホテル:訪問着や付け下げ、色無地
・レストラン:付け下げや色無地、江戸小紋
・居酒屋:小紋や紬

また、着物には季節によってもふさわしい種類があります。

・春:袷か単衣
・夏:薄物の単衣
・秋:単衣
・冬:袷

着物だけでなく帯の種類にもこだわろう

同窓会やクラス会で着物を着る場合、着物の種類はいくつかに絞ることができます。
着物は合わせる帯にもマナーがあるもの。
着物ごとにふさわしい帯は以下の通りです。

・訪問着:袋帯もしくは名古屋帯
・付け下げ:袋帯もしくは名古屋帯
・色無地:袋帯もしくは名古屋帯
・江戸小紋:袋帯もしくは名古屋帯
・小紋:袋帯もしくは名古屋帯、半幅帯
・紬:袋帯もしくは名古屋帯、半幅帯、兵児帯

ここで気をつけたいのは、着物を着るシーンがあくまで同窓会・クラス会であるということ。
お祝いの場では袋帯を使った二重太鼓が一般的ですが、同窓会・クラス会では大げさな印象を与えてしまう可能性があります。
名古屋帯を使ったお太鼓結びを選ぶと、格式張りすぎない着こなしが叶うでしょう。

小物で自分らしさをプラス

着物は、コーディネートを考える時間も楽しめるもの。
同じ着物でも、合わせる小物次第で印象が大きく変化するのです。

淡い着物に合わせて小物も淡い色でまとめると、ワントーンの統一感が溢れる着こなしに。
淡い着物に濃い色の小物を合わせると、コントラストによって着こなしにメリハリが生まれます。

年代別◎同窓会にぴったりの着物をご紹介

同窓会やクラス会にふさわしい着物がわかっても、自分に合う着物選びはなかなか難しいもの。
年齢によっても似合う着物は変化します。

つぎに、年代別に同窓会・クラス会にぴったりの着物を、着物専門店である林屋がご用意する着物とともにご紹介します。

関連記事はこちら
着物の選び方がわかる!季節・シーン・似合わせ別に着物の選び方をご紹介

同窓会におすすめの着物〜20代〜

着物専門店林屋の水色の訪問着

水色の訪問着の詳細はこちら

20代の女性には、品の良さがありながら色使いの鮮やかな着物がおすすめです。
着物によって大人の雰囲気を放ちつつ、20代の女性ならではの爽やかな印象を与えることができます。

こちらは、透き通った水色の訪問着です。
シンプルな柄使いながらたくさんの色が使われ、着物ならではの艶やかな雰囲気を放ちます。

同窓会におすすめの着物〜30代〜

着物専門店林屋の薄桃色の訪問着

薄桃色の訪問着の詳細はこちら

30代の女性には、20代よりも落ち着きを感じる品の良い着物がおすすめです。
とはいえ、落ち着きすぎた着物は年齢に不相応。
可愛らしさも忘れずに取り入れたいといえるでしょう。

こちらは、ほんのりと甘さのある桃色の訪問着です。
淡い地色が上品さと可愛らしさを両立します。
小物使いによるコーディネートの変化を楽しみたい人におすすめです。

同窓会におすすめの着物〜40代〜

着物専門店林屋の薄茶色の訪問着

薄茶色の訪問着の詳細はこちら

40代の女性には、年齢を重ねて生まれる落ち着きが、より一層映える着物がおすすめです。
濃い色味よりも淡い色味を選ぶと、シックになりすぎずに上品でしょう。
顔まわりも明るく見えます。

こちらは、くすみがかった薄茶色の訪問着です。
くすみが今っぽさを放ち、繊細な柄が大人の女性ならではの品格を感じさせてくれます。

同窓会におすすめの着物〜50代〜

着物専門店林屋の薄灰色の訪問着

薄灰色の訪問着の詳細はこちら

50代の女性には、大人ならではのシックさを感じる着物がおすすめです。
色数を抑えることで、着物を着慣れた余裕を放つことができます。
刺繍などの装飾で上品さをさらに格上げしても良いでしょう。

こちらは、薄灰色の訪問着です。
暖色・寒色どちらも使った柄使いが、しっかりとおしゃれな印象を与えてくれます。
半衿や帯留めなど、小物で遊び心を楽しむ着こなしもおすすめです。

同窓会におすすめの着物〜60代〜

着物専門店林屋の薄灰色の訪問着

薄灰色の訪問着の詳細はこちら

60代の女性には、シックさと渋さを両立した着物がおすすめです。
深みのある色合いもよく似合いますが、柔らかい色合いを選ぶと若々しい印象を与えることができます。

こちらは、薄灰色の訪問着です。
光沢のある柄が品格の高さを放ちます。
動きに合わせて程よい存在感を放ち、同窓会・クラス会の会場も華やぐでしょう。

同窓会での着物姿を美しく!所作のポイントとは

素敵な着物を着て同窓会・クラス会に参加するのなら、所作も美しくありたいと考えるでしょう。
同窓会・クラス会では、一般的に食事を楽しみます。
着物での食事は、慣れるまで緊張してしまうもの。
あらかじめ、着物で食事をするときの所作のポイントをチェックしてみましょう。

関連記事はこちら
着物で食事を楽しみたい!マナーや汚れたときの対処法をわかりやすくご紹介

袂の扱いに気をつける

着物は、洋服と異なり袂があります。
着物は袖も長いため、着慣れていない人は注意が必要です。
意識せずに腕を動かしてしまうと、袂が料理に触れたりコップを倒したりしてしまうことも。

必ず反対の手で袖口をおさえ、スマートに手を伸ばしましょう。
また、着物を着ているときには腕を見せないことがマナーです。
地肌が見えないように気をつけてくださいね。

ハンカチやナプキンをエプロンとして使う

慣れない装いでは、思わぬ食べこぼし・飲みこぼしをしてしまう可能性もあります。
着物を着て食事をするときには、ナプキンやハンカチを膝にかけましょう。
端を帯びに挟み込むとズレ落ちを防ぐこともできます。

同窓会・クラス会の会場によっては、ナプキンが用意されていないことも。
あらかじめ食事をするとわかっているときには、大きめのハンカチをバッグに入れておくと安心です。
また、見た目の美しさにもこだわるのならハンカチクリップや袂クリップを使うと良いでしょう。

帯が潰れないよう浅く座る

洋服の場合、椅子に座るときには深く腰掛けるでしょう。
着物で深く腰掛けてしまうと、背もたれで帯が潰れてしまいます。
着崩れの原因にもなってしまうため、浅く腰掛けましょう。

目安は、椅子の前側の半分程度です。
テーブルの端とお腹にはこぶし一つ分のスペースがあると汚れもつきにくくなります。
浅く座ってしっかりと背筋を伸ばすことで、座り姿も美しく見えますよ。

同窓会の着物は林屋で見つかる◎

同窓会・クラス会にはとびきり似合う着物を選びたいと思いませんか?
着物選びにこだわりたい人には、着物専門店の林屋がおすすめです。
地域最大級の品揃えを実現し、どんなシーンにもぴったりの一着が見つかるはずです。

さらに、創業から85年以上の老舗だからできる品質の高さで、お手頃価格も実現。
豊富な特典もご用意し、大満足を叶えます。

着用後のお手入れもおまかせ

着物専門店の林屋では、20年以上の歴史を持つ『きものクリニック』を開設しています。
きものクリニックでは、着物のあらゆるお手入れのお悩みに対応。
京都の悉皆屋であるやま忠の技術と国家資格を持つ職人の技を合わせ、着物を綺麗にお手入れいたします。

林屋の着物はもちろん、他店で購入された着物や譲り受けた着物もお気軽にご相談ください。
着物の種類も問いません。

まとめ

同窓会・クラス会で着る着物についてご紹介しました。
着物はTPOに合わせた選び方と着こなしが求められます。

ぴったりの着物で同窓会・クラス会を楽しみたい人には、創業から85年以上の老舗である着物専門店の林屋がおすすめです。
着物と小物を合わせて5,000点以上を取り揃え、TPOや好みにぴったりの着物コーディネートが見つかります。
もちろん、着物だけ・小物だけのお探しも大歓迎です。

林屋へのご来店の際には、Webからの来店予約がおすすめです。
岡山県倉敷市・香川県丸亀市の方は、ぜひご予約の上ご来店ください。

岡山・香川最大の着物・呉服専門店の林屋

前の記事へ 一覧へ戻る 次の記事へ

新着記事

アーカイブ