INTERVIEW

営業プランナー

赤木智充
Tomomitsu Akagi

赤木智充
林屋さんに入社して14年、営業をされていますが楽しいですか?
楽しいです!でもその反面大変な事もあるもの事実ですね。でも楽しさの方が大きなウェイトを占めていますので、本当にありがたいというか感謝の思いで一杯です。
林屋での営業の魅力を教えてもらえますか?
色々な業種での営業があると思いますが、呉服という商材を通して普段なかなかお会いさせて頂けないような方とお会いできたり、お話ができたりとするところが他の営業にはない楽しさではないかと思います。
出会えない人たちというのはどういう方たちですか?
例えば自分よりも当然ですが年齢が上の人生の先輩達であったり、振袖を買いに来られる若いお嬢様であったり、その子たちの親であったりなんですが、とにかくお客様の年齢の幅がとても広く、そういう意味では楽しい反面、話題など広い範囲で持っていないといけませんので、私自身がとても鍛えて頂けます(笑)
林屋との出会いはどんな感じですか?
私は中途採用頂いて14年ですが、当初から呉服に魅力があったのですが、少しだけ遠回りしてこの世界に入りました。父親に「呉服の会社に進みたい」と伝えたのですが、父には「呉服=女性」という考えが大きく反対されてしまい、別の会社に就職しました。しかし、呉服の道がどうしても諦めきれず、社会人になって5年後に採用募集をしていた林屋を見つけて飛び込んだのが出会いです。でも着物の事は表面上の見えることしか知らない状態でしたので、本当にどんな世界なんだろうとわくわくする気持ちと同時に、本当に大丈夫かといった気持ちが入り混じっていたのを昨日のことのように鮮明に覚えています。
5年越しの呉服業界で働く事はどうでしたか?
今だから何となく「思っていた通りです」と言えますが (笑)、当初は「なんと大変な業界に飛び込んでしまったのだろう」というのが本音です (笑)。まず最初に着物一つ畳むことが出来ないですよ (笑)。昔は職人気質がまだまだ色濃く残っていて、先輩から「見て盗む」みたいなところがありましたから。あえて教えてくれるようなことはなかったですね (笑)
林屋で働く喜びややりがいってどの部分で感じますか?
何といってもお客様から「ありがとう」と言って頂いた瞬間です。お客様が買い物に来られお買上頂き、ご自宅に納品させて頂いた際に、お客様が買って下さったにも関わらず私たちに「ありがとう」とまず言って下さいます。この業界独特ではないかと思います。有り難い物を手にしてくださったという事かもしれませんが、本当にお客様からの「ありがとう」という言葉に癒され、辛かったこと何かが一気に吹き飛びますね。「ありがとう」の反対は「当たり前」と以前に教えて頂いたことがありますが、まだまだ「ありがとう」と言っていただけない自分の未熟な仕事ぶりもありますので、いつか全てのお客様、仕事から「ありがとう」と言って頂けるように自分を磨き続けたいですね。
林屋で仕事をするうえで大切にしている事は何ですか?
高価な物を取り扱わせて頂いておりますので、お客様からしてみれば「大丈夫?」という不安感もあると思います。その為にも絶対にお客様との信頼関係を壊さない為に「正直になる」事を忘れずに大切にしています。ごまかしたり、嘘をつくようなことは絶対にしないと自分自身に約束し、真実を伝えることを信念にしています。この積み重ねがお客様とのお付き合いの年数としてかえってきます。また、会社の仲間同士の人間関係もすごく良くて、皆で支え合って働ける環境の後押しがある事も事実です。そして300を超えるお客様とのお付き合いの中で、時間の約束を守る事と、アフターフォローを怠らないことも自分の中で決めている事です。
林屋の社風はどうですか?
さっきも少しお話しましたが、先輩後輩の垣根を越えて仲間同士仲が良く、皆で支え合いながら仕事ができる環境です。凄く素敵な先輩が多いです (笑)
これから林屋で実現したい事や夢、5年後の自分は想像できますか?
5年後は私自身40代半ばになりますので、今会社で働いて見える40代半ばの先輩達のように会社を支える様な、要となる必要な人材になっていたいと思っています。簡単ですけど「仕事ができる男」になりたいと思います。現場を大切にしていたいといつも思っています。